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WEB ip [ MAY.2009 ]

第一話「忍者」

「日本に生まれて良かった!!」
そんな事を心から思った事がないけれども、だけども、いや、だからこそ、そんな僕だからこそ、日本の素晴らしさを語れるんじゃないか。
そんな熱い想いでの「日本誕生」。是非最後までお付き合いください。

日本と言えばまず思い浮かぶのが忍者です。凡庸と言わない!



日本イコール忍者ですよ。忍者すごいっすよ。
忍者刀、手裏剣、撒きビシ、水遁の術、木遁の術、土遁の術、雷遁の術、火遁の術、伊賀、甲賀、くの一、あずみ……、忍者というキーワードだけで、こんなにもたくさんの言葉が溢れてきます。
暗闇と共に潜み、物影からバサリと斬りつける、卑怯者の代名詞です!
卑怯者というとどうにもマイナスイメージに結びつきがちですが、僕の中で卑怯者は立派な誉め言葉です。



漫画界でも忍者をモチーフにしたNARUTOが世界で人気を博しております。
少年漫画なのに結構、裏切りとか過ちとか、テーマがいちいち深いんですよね。粋ですね。
実際に現在でも伊賀のほうにいって試験を受ければ忍者の免許がもらえるようです。
免許。……免許……。

………。

………………。

!!

なんなんだ忍者の免許って!

伝統ある忍者の歴史に、現代美学や常識を取り入れるんじゃないよ!
実際僕は、日本はそんなに好きじゃないけど、忍者は相当好きなんだ!
免許こそ持っていないけれど、それでも心はいつも忍者なんだ!
暗闇に紛れ背後から相手を付け狙う卑怯者なんだよ!
卑怯が服を着て歩いている、それが忍者なんです!
卑怯で陰湿なイメージが「忍者」という言葉となり、或いは職業となり、現在ではカテゴリになっているんです!
それほど尊い存在なんです忍者は!この卑怯さが!海外に!あるもんか!
いやぁないっ!日本あっての!日本人あっての忍者なんだっ!忍者ほど人間性のあるカテゴリがあるものか!



いいですか外国人の皆さん!
日本に来れば忍者に会える!
手裏剣や忍者刀こそ持ってないものの、心に忍者の魂を抱えた人間が日本にはたくさんいますよ!耐え忍ぶ者が日本人なんです!
まあステキな日本!

ふう。
……第一回から随分と興奮してしまいました。
そんなわけで、魅力溢れる日本の素晴らしさをどんどんお伝えしていきたいと思っています。
主観だらけですがよろしくどうぞ。


片岡百萬両 (ミジンコターボ)

2003年、劇団ミジンコターボを結成。主宰。現在に至るまで全ての公演に出演、演目に応じて演出や脚本、グラフィックデザインも担当。
幼少の頃、器械体操で培った身体能力とアクロバティックかつコミカルな演技で関西演劇界において、年間15本の舞台作品にも外部出演。
2007年よりスタートした役者によるプロリーグ「アクトリーグ」内FICTIONZにも所属しており、2007期ではチームの一員として優勝する。2008年でも関西を制し、2009年、フィクションズのチームリーダーとして活動をはじめる。
そんな傍ら「百萬両ジェントルマン」というコントユニットも徐々に活動している。座右の銘は「やって出来ない事はない」

劇団サイト=
http://www.mijinkoturbo.com/