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第二話:島国先進国日本

我が国日本は島国である。そんなことから海上交易・漁業ともに盛んな海洋国家と呼ばれている。

さて、それでは今回は日本が島国であるが故のメリットをご紹介したいと思う。

● まずはなんと言ってもグルメである。
周囲をぐるりと太平洋、日本海、東シナ海、フィリピン海、オホーツク海など様々な海洋に囲まれているこの国はとにかく多種多様の魚介類が穫れるからして、海の幸を穫り放題、そして新鮮な状態で食べ放題なのである。本当にどうもありがとう漁業を営む漁師さん!





新鮮な魚介料理は現代ではラーメン文化にまでなだれ込み、現在のラーメン屋では概存のとんこつや醤油に、魚の出汁を混ぜたダブルスープと呼ばれるものまで誕生している。
また麺料理つながりで言えば、パスタなどにも魚介のものを取り入れたペスカトーレ以外の発想の、和風パスタなども好まれて食されている 。とにかくなんにでも合うのだ魚介は。
そんな食文化を編み出す事が出来たのも古来より漁業を生業としてきた日本人だからこその発想である!
食文化!いや、麺料理では先進国と言っても過言ではない日本!なものだから、海外から訪れた皆さんは、まず寿司ではなく、日本の麺料理を食して欲しいのです。日本の麺料理を食して 欲しいのです。
大切なことなので二回書きました。

魚介系の出汁を基礎としたスープは、他の料理と比べて胃がもたれない。
そしてスープのみで独立し、従来より常識とされてきたスープの中にはすでに麺が入っているというこの状況を一変。現代の日本社会では麺が入っている器とスープが入っている器に分けられた「つけ麺」「 和え麺」といった新ジャンルの麺料理を編み出すまでに成長しました。
さらに上記の麺料理の最高のメリットは、なんといっても「麺がのびない!」と言う点です。古来より、弾力性のある良い麺こそが吉とされてきたラーメン業界ですが、それと共に暖かさを求められたのも確かでした。

暖かいスープとコシのある麺は、アメリカ でいうところのFBIとCIAみたいなもので、同じものを目指しているのにどうしても共存することが出来ない諸刃の剣となってしまうのです。
故にこの魚介系の出汁が生んだ「つけ麺」「和え麺」はこの点を十分に克服しており、ざるそばを訪仏とさせる佇まいの珍妙な新感覚ラーメンは、この国の西から東にまで浸透しつつあるのです。

ええい、ざるそばの話までしてしまったら「スープ割り」の事も記さねばなりません。
「つけ麺」を出す店では、食べ終わった後「スープ割り」とコールをすれば、そば湯のようにさらに魚介系の出汁を出してくれる店舗があります。

元々「つけ麺」のスープは濃い味で設定されているため、最後麺を食らいつくした後スープを 飲み干す仕草、あのラーメン独特の「ぷはぁ!」がどうしても出来ません。それほどまでに濃いのです。それを緩和し、さらに味までもが魔法のように変化させ我々を悦楽させてくれるのが「スープ割り」なのです!素晴らしいです!本当に素晴らしいです!

しかし店舗によってはこの「スープ割り」を行っていないところも多々あり、店のメニューに「スープ割やってます」等の書き添えがない場合は、我々消費者がとても勇気のいる世紀の瞬間でもあります。
「スープ割りお願いできますか?」と緊張しつつオーダーしてみるしかないのです。あったらあったで良い事ですし、もしもやっていない店舗でも、こういった我々消費者の小さな一歩一歩が、生産者 の意欲向上に訴えかける行動となっているのも確かです。

「なに?スープ割?そんなサービスうちじゃやってねぇよ!」と一旦跳ね返した言葉とは裏腹に、店主はこう思うのです。「最近スープ割りを聞いてくる客がやけに多いじゃねぇか。むむぅ、あんまりそういうのは俺の麺道(めんどう)にそぐっちゃいないが、ここはいっちょ、やってみるかっ!!」ってな具合にね。

つまり、麺はスープと、生産者は消費者と、共に高めあっている、これこそが「つけ麺」の仕組みなのです。この仕組みをしっかりと理解できたならFBIとCIAも協力して現代に蔓延る凶悪犯罪に立ち向かえるでしょう。

そして今まさに僕がハマっているラーメン屋が十三の南にある「よか……



ハッ……すいません、つい熱をあげて写真までアップロードしてしまった。
気付くと文字数も随分なものになってしまっている。

…………えー、島国であるが故の日本の良さをたくさん紹介するコラムにしあげるつもりで書き始めたんですが、今回はここで終わりです。残念です!
次回も引き続き麺りょう……、島国日本をご紹介したいと思います。


片岡百萬両 (ミジンコターボ)

2003年、劇団ミジンコターボを結成。主宰。現在に至るまで全ての公演に出演、演目に応じて演出や脚本、グラフィックデザインも担当。
幼少の頃、器械体操で培った身体能力とアクロバティックかつコミカルな演技で関西演劇界において、年間15本の舞台作品にも外部出演。
2007年よりスタートした役者によるプロリーグ「アクトリーグ」内FICTIONZにも所属しており、2007期ではチームの一員として優勝する。2008年でも関西を制し、2009年、フィクションズのチームリーダーとして活動をはじめる。
そんな傍ら「百萬両ジェントルマン」というコントユニットも徐々に活動している。座右の銘は「やって出来ない事はない」

劇団サイト=
http://www.mijinkoturbo.com/